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小論文とは何か

総合型選抜(旧AO入試)の小論文は、一般入試の国語とは性質がまったく異なります。問われているのは知識量や暗記量ではありません。

問いを正確に読み取る力

論理的に構成する力

自分の立場を一貫して示す力

です。

「小論文の書き方がわからない」
「総合型選抜の小論文対策は何をすればいいのか不安だ」

そう感じている方は、まず“何が評価されているのか”を理解する必要があります。本記事では、総合型選抜における小論文の本質と、大学が見ている評価基準を整理します。


総合型選抜における小論文とは?

総合型選抜の小論文は、単なる文章試験ではありません。大学は小論文を通して、

思考の深さ

課題理解力

学問への適性

を見ています。

特に総合型選抜では、志望理由書や面接と連動して評価されるため、小論文だけが独立して存在しているわけではありません。小論文・志望理由書・面接は一つの軸でつながっています。


小論文は「作文」ではない

多くの受験生が誤解しているのは、

「自分の意見を書けばいい」
「正解はない」

という考えです。

しかし、総合型選抜の小論文には明確な評価基準があります。大学が見ているのは次の点です。

設問に正確に応答しているか

課題文を適切に理解しているか

主張と根拠が論理的につながっているか

結論まで一貫しているか

つまり、小論文には“評価の軸”が存在します。自由に見えて、実は厳密な試験です。


総合型選抜で問われる3つの力

① 課題理解力
小論文で最も多い失敗は「問いのズレ」です。どれだけ文章が整っていても、設問に答えていなければ評価されません。総合型選抜の小論文では、まず問いを正確に捉える力が必要です。


② 論理構成力
思いついたことを並べただけでは、小論文にはなりません。

問題提起

自分の立場

根拠

具体例

結論

という構造が必要です。大学が見ているのは文章の美しさではなく、「論理の筋道」です。


③ 自己の位置づけ
総合型選抜では、「あなたはどう考えるか」が問われます。しかしそれは感想を書くことではありません。自分の経験や関心を、社会的な問題や学問と接続できているかどうか。ここに差が出ます。


医学部・看護学部の小論文

医学部や看護学部の総合型選抜では、さらに

倫理(生命倫理・医療倫理)

他者理解

医療現場への現実的理解

が問われます。そのため、医療系の小論文では“優しさ”だけでは足りません。医療の課題をどのように捉えているかが重要になります。


小論文対策の第一歩

総合型選抜の小論文対策で最も重要なのは、「評価基準から逆算すること」です。テンプレートを覚える前に、

何を問われているのか

どこが評価されるのか

を理解することが必要です。小論文の書き方は、評価基準を理解して初めて意味を持ちます。


まとめ

総合型選抜における小論文は、

自由作文ではない

思考の構造を問う試験

学問への適性を測る評価装置

です。小論文対策の出発点は、「うまく書くこと」ではありません。正しく考え、正確に応答すること。そこから始めましょう。


▼ あわせて読みたい小論文対策記事

小論文の理解をさらに深めたい方は、以下の記事もご覧ください。

・小論文の評価基準|大学が総合型選抜で見ているポイント
・小論文の書き方|総合型選抜で合格する思考構造
・合格する小論文と不合格の違い|評価基準から解説
・小論文の構成と論理の作り方|合格答案の型


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