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自分の言葉とは何か|志望理由書で評価される文章の作り方と具体例

「自分の言葉で書きなさい」と言われても、何を書けばいいのかわからない。

志望理由書の指導で、このように悩む受験生は非常に多いです。

例文を参考にすると、自分の言葉ではなくなる
自分で書こうとすると、内容が浅くなる
何を書いても「ありきたり」と言われる

では、「自分の言葉」とは何なのでしょうか。

そして、志望理由書において評価される「自分の言葉」とは、どのようなものなのでしょうか。

本記事では、

自分の言葉とは何か
自分の言葉にならない原因
志望理由書で評価される文章の作り方

を具体例とともに丁寧に解説します。

自分の言葉とは何か

結論から言います。

自分の言葉とは、「自分の問いから生まれた言葉」です。

ここで重要なのは、「自分で書いたかどうか」ではありません。

たとえ自分で書いていても、

どこかで見た内容
誰でも言えること
一般論の言い換え

であれば、それは「自分の言葉」とは言えません。

逆に、自分の経験や違和感から生まれた問いに基づいていれば、たとえ拙い表現でも、それは自分の言葉です。

自分の言葉にならない原因

ではなぜ、多くの受験生は自分の言葉で書けないのでしょうか。

主な原因は3つあります。

■ ① 正解を探してしまう

評価される内容を書こうとする
模範解答に近づけようとする

👉 その結果、他人の言葉をなぞることになる


■ ② 経験が言語化されていない

何を感じたのか
なぜそう思ったのか

👉 ここが曖昧なまま書こうとする

👉 結果、表面的な文章になる


■ ③ 問いがない

👉 最も重要な原因です

なぜそれを学びたいのか
なぜその経験が重要なのか

👉これが明確でない
👉 つまり、思考の出発点が存在しない

志望理由書における「自分の言葉」の具体例

ここで具体例を見てみましょう。

■ NG例(自分の言葉ではない)

「現代社会ではコミュニケーション能力が重要であり、私はそれを学びたいと考えています。」

👉 問題点
一般論
個人の経験がない
問いがない


■ OK例(自分の言葉)

「部活動で意見が対立した経験から、人は相手を理解しようとしてもなぜ誤解が生じるのかに関心を持った。」

👉 ポイント
経験がある
違和感がある
問いにつながっている

自分の言葉を作るための考え方|4STEP

自分の言葉は、いきなり作れるものではありません。

次のプロセスを通る必要があります。

■ STEP①:経験を振り返る
印象に残っている出来事
うまくいかなかった経験

■ STEP②:違和感を見つける
なぜそうなったのか
何が引っかかったのか

■ STEP③:一度「わからなくなる」
ここが重要です。自分の中で説明できない状態になること

👉 この状態を「宙づり」と言います。

■ STEP④:問いにする
なぜ〜なのか
どのように〜なのか

👉 ここで初めて自分の言葉が生まれる


👉なぜ「宙づり」が必要なのか

多くの人は、

すぐに答えを出そうとする
きれいにまとめようとする

しかしそれでは、本当の意味での言葉は生まれません

なぜなら、

問いは「わからなさ」からしか生まれないからです。

志望理由書で評価される文章の特徴

評価される文章には共通点があります。

■ ① 一貫性がある
👉 経験→問い→志望がつながっている

■ ② 具体性がある
👉 実体験に基づいている

■ ③ 問いがある
👉 「なぜ」が明確

よくある失敗と対策

■ 失敗①:例文を真似する

👉 対策:構造だけ参考にする


■ 失敗②:抽象的になる

👉 対策:必ず経験に戻る


■ 失敗③:すぐ答えを書く

👉 対策:一度止まる


自分の言葉とは、

自分の問いから生まれた言葉です。

そして、問いは「わかること」ではなく「わからなくなること」から生まれます。


「自分の言葉で書けない」
「何を書けばいいかわからない」

そんな方へ。

人見読解塾では、

問いの作り方
志望理由書の構造

を基礎から指導しています。

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