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志望理由書でやってはいけないNG例|評価を下げる典型パターン

NG例① 体験談で終わってしまう

志望理由書で最も多い失敗は、体験談で終わってしまうことです。「ボランティアを頑張りました」「部活動で努力しました」といった経験そのものを中心に書いてしまうケースです。

もちろん経験は大切ですが、大学が知りたいのは出来事そのものではありません。

その経験から何を考え、どのような問いを持ち、なぜその学問に結びついたのかが示されていなければ、評価は伸びません。体験は材料であり、主役ではありません。

NG例② 抽象的な志望動機

「社会に貢献したい」「人の役に立ちたい」「世界をより良くしたい」といった抽象的な志望動機も、評価を下げる典型例です。これらの言葉自体が悪いわけではありませんが、具体的な問いや根拠が伴っていないと説得力がありません。

なぜそう考えるようになったのか、どの分野でどのように実現したいのかが示されていないと、一般論に見えてしまいます。志望理由書は理念の宣言ではなく、思考の説明です。

NG例③ 大学研究が浅い

「カリキュラムに魅力を感じた」「○○教授の研究に興味を持った」と書いていても、その内容が具体的でなければ意味がありません。大学名を変えても通用してしまう志望理由書は、評価が伸びにくい傾向があります。

その大学でなければならない理由が論理的に示されているかどうかが重要です。自分の問いと大学の学びがどのように接続しているのかを説明できなければなりません。

NG例④ 面接を想定していない文章

志望理由書は面接と連動しています。しかし、面接で深掘りされることを想定せずに書いてしまうと、曖昧な部分が露呈します。文章では通っているように見えても、「なぜそう考えたのか」と問われたときに説明できなければ評価は下がります。

志望理由書は提出して終わりではありません。面接で再現できる構造になっているかどうかが重要です。

NG例⑤ 評価基準を知らないまま書き続ける

もっとも根本的な失敗は、評価基準を理解しないまま努力を重ねてしまうことです。何度も書き直しても、どこが評価されていないのかを知らなければ改善は難しいでしょう。

志望理由書は感覚で上達するものではありません。問い・主張・論拠という構造を基準に、自分の文章を客観的に見直す必要があります。

NGを避けるために必要な視点

これらのNG例に共通しているのは、構造が整理されていないことです。体験を問いに変換し、問いを主張に結びつけ、主張を論拠で支える。

この設計ができていれば、大きな失敗は避けられます。志望理由書対策とは、失敗を減らす作業でもあります。

総合型選抜を体系的に理解する

志望理由書や面接対策を構造から整理したい方は、▶ 志望理由書・面接対策|総合ガイド をご覧ください。