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要約型小論文対策

総合型選抜におけるプレゼンテーション型の小論文の試験は、その対策ができる塾が少ないようで、私の小さなオンライン塾に9月だけで3人の受験生がお越しになりました。それぞれ、5回、10回といった短期集中で授業を行いました。

今回は3人のうち1人の生徒さんが大学からいただいてきたサンプル問題をもとに、プレゼンテーション型の小論文の書き方についてお話したいと思います。


仮説を述べる

サンプル問題は、いくつかの資料を提示された上で、資料を参考にある地域の活性化について10分でプレゼンしてくださいというものでした。

2時間の準備時間を与えられ、2時間のうちに資料を読み解き、プレゼンシートをまとめ、300文字の要約文を完成させプレゼンに臨むという流れだそうです。


さて、こういった問題における要諦はなにか?

おそらく多くの人が与えられた資料から何らかの課題あるいは問題を抽出し、その解決にふさわしいと思われる具体的な施策案を3つ4つ書くのだろうと思います。

しかし、それは不十分です。資料から課題を抽出したのち、「なぜそういった問題が生ずるのか」について仮説的に述べる必要があります。そして、その仮説からおのずと導き出されるアンブレラ(上位概念)が施策の大テーマになります。その大テーマに沿って具体的な施策案を4つほど書けばいいのです。


プレゼンテーションにおける説得力とはなにか?

問題の背景を洞察し、そこから施策の大テーマ(アンブレラ)を導き出さないとどうなるのかといえば、説得力に欠けたプレゼンになります。プレゼンを聞く側は「なにもこの施策じゃなくても別の施策でもいいんじゃない?」と、こう突っ込むでしょう。

例えば「ゆるキャラを作ったところで、それをどうやって認知拡大させるの? 地方には高齢者しかいないんだよ」などといったツッコミが必ず来ます。それを言わせないようにしようと思えば、問題の背景を洞察し、その洞察にもとづいて施策の大テーマ(概念=アンブレラ)を作るのです。


まとめ

資料から問題点を抽出したら即座に、その背景を洞察し、その背景からプロモーションを貫くアンブレラを作る。こういった思考をします。それができれば、おそらく及第点はとれるでしょう。