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小論文の評価基準

「小論文の評価基準がわからない」

「どこが採点されているのか知りたい」

総合型選抜(旧AO入試)の小論文対策で最も多い不安が、ここです。

小論文には“正解”はありません。しかし、“評価基準”は確実に存在します。大学は感覚で合否を決めているわけではありません。本記事では、総合型選抜における小論文の評価基準を具体的に解説します。


総合型選抜の小論文に共通する評価軸

大学や学部によって細かな違いはありますが、評価の軸はおおむね共通しています。

① 設問理解力(問いに正確に答えているか)
最も重要なのは「設問に正確に応答しているか」です。「多角的に論じなさい」なのに一面的な議論になっていないか。「あなたの考えを述べよ」なのに説明だけで終わっていないか。課題文を踏まえよとあるのに無視していないか。どれだけ文章が整っていても、設問からズレていれば評価は下がります。まず問われているのは読解力です。


② 課題文理解力(課題文型の場合)
課題文型の小論文では、

筆者の主張を正確に捉えているか

要約が適切か

誤読していないか

が評価されます。課題文を“自分の主張のための材料”として都合よく使ってしまう答案は、評価が低くなります。


③ 論理構成力(筋道が通っているか)
総合型選抜の小論文で特に重視されるのが論理性です。評価される答案には、

明確な主張

それを支える根拠

具体例

一貫した結論

があります。逆に、不合格答案の多くは、

話が飛ぶ

主張と根拠が結びついていない

まとめが弱い

といった構造上の問題を抱えています。


④ 視点の深さ(思考のレベル)
ここが合否を分ける最大のポイントです。同じテーマでも、

現象の説明で終わる答案

概念レベルで考察する答案

では評価がまったく異なります。大学は「学問につながる思考」ができるかを見ています。視点が立っているかどうか。問いを立てられているかどうか。ここに差が出ます。だから「テンプレ思考」ではマズイのです。


⑤ 一貫性(志望理由書・面接との接続)
総合型選抜では、小論文単体で評価されるわけではありません。

志望理由書

面接

活動実績

と総合的に見られます。小論文の主張が、志望理由書と矛盾していれば評価は下がります。一貫性も重要な評価ポイントです。よくある誤解は「文章がうまければ合格する」です。しかし、文章表現の巧みさは評価の一部にすぎません。論理が弱ければ高評価にはなりません。

文字数を埋めれば大丈夫? 内容が薄ければ、文字数は意味を持ちません。評価基準を満たしているかが重要です。


評価基準を満たすための対策

小論文対策で最も重要なのは、評価基準から逆算して書くことです。

設問を分解する

何が問われているのかを明確にする

主張を一文で言語化する

根拠を用意する

これが基本です。テンプレートだけでは通用しません。


医学部・看護学部の場合

医療系の総合型選抜では、さらに

倫理(生命倫理・医療倫理)

他者理解

現実的視点

が強く見られます。「優しい人になりたい」だけでは不十分です。社会問題や医療現場の課題にどう向き合っているかが問われます。


まとめ

総合型選抜の小論文で大学が見ているのは、

設問理解力

課題文理解力

論理構成力

視点の深さ

一貫性

です。小論文の評価基準を理解することが、対策の出発点になります。「うまく書く」よりも「正しく考える」。これが合格への最短ルートです。


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・小論文の勉強法|総合型選抜で合格する具体策
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