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小論文でよくある失敗例|評価が伸びない答案の特徴

失敗例① 感想文になっている

小論文が伸びない答案の多くは、感想文になっています。「大切だと思いました」「重要だと感じました」といった表現で終わっていないでしょうか。感想は出発点にはなりますが、それだけでは論証になりません。小論文で評価されるのは、なぜそう言えるのかを説明できるかどうかです。主張の根拠が示されていない答案は、どれだけ丁寧に書いても評価は上がりません。

失敗例② 問いに正確に答えていない

問いの一部だけに答えたり、論点をずらしてしまう答案もよく見られます。たとえば「是非を述べよ」と問われているのに、背景説明だけで終わってしまう場合です。小論文では、問いの構造を正確に読み取ることが最優先です。問いを誤解したままでは、どれほど論理的でも的外れになります。伸びない原因の多くは、文章力以前に問い理解の不足にあります。

失敗例③ 主張が曖昧である

「どちらとも言える」「状況による」といった曖昧な立場では、文章全体がぼやけます。小論文では正解を当てる必要はありませんが、立場を明確にする必要があります。主張が曖昧だと、根拠も弱くなり、論理の軸が定まりません。評価が伸びない答案は、往々にして結論がぼんやりしています。

失敗例④ 一般論で終わっている

「これからの社会では多様性が重要だ」「協力することが大切だ」といった一般論でまとめてしまう答案も評価は伸びません。一般論は誰でも書けます。採点者が見ているのは、あなた自身がどのように考えたかです。具体的な視点や論点の整理がなければ、印象に残る文章にはなりません。

失敗例⑤ 構造が設計されていない

書きながら考える答案は、途中で論点がずれたり、同じ主張を繰り返したりします。序論・本論・結論の形式を守っていても、内部の論理がつながっていなければ意味がありません。小論文は構造の設計がすべてです。問いを分解し、主張を決め、根拠を整理した上で書き始めることが必要です。

まとめ|失敗は「才能不足」ではない

小論文が伸びないのは、才能の問題ではありません。評価基準を知らずに書いていることが原因です。問い理解・主張の明確性・根拠の具体性・論理的一貫性。この四点を意識するだけで、答案の質は大きく変わります。失敗例を知ることは、合格答案に近づく第一歩です。

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