なぜ「志望校別」の国語対策が必要か
大学受験において国語は多くの受験生が苦手意識を持つ科目ですが、その理由の1つは 「勉強法が分からない」 という点にあります。数学や英語は参考書や問題集を使った勉強法が定着していますが、国語は「解説を読んでなんとなく納得して終わり」という勉強になりがちです。
しかし実際の入試問題は、大学ごとに出題傾向や設問の意図が大きく異なります。
共通テストは「選択肢処理の精度」を試す
私立大学は「文章構造の読解力+選択肢処理」
国公立大学は「本文の理解をもとにした記述力」
このように求められる力が違うため、志望校別に特化した国語対策が必須なのです。
現代文対策のポイント
1,共通テスト現代文
共通テストは本文自体は比較的読みやすいですが、選択肢が巧妙に作られており、「最後の二択で迷って外す」という失点が目立ちます。正答率8割以上を目指すには、
本文の構造を正しく把握する
設問の作問意図を逆算して解答する
選択肢を根拠に基づいて消去する
この3つを徹底する必要があります。
2,私大現代文
私立大学の現代文は、共通テストよりも難解な文章が出題されることが多く、論理的な文章構造の把握力が必須です。特に早稲田やMARCHといった難関私大は、抽象的な文章を正しく解釈できるかが合否を分けます。選択肢処理に加えて、段落の関係や筆者の主張を整理する「構造読解」を徹底的に訓練する必要があります。
3,国公立の現代文
国公立の現代文は記述問題が中心です。傍線部の意味を「言い換え」たり、本文全体の要旨をまとめたりする力が試されます。つまり、本文構造の理解+論理的表現力が必須。まずは神戸大学などクセのない過去問を使い、記述演習を通じて実戦力を鍛えます。
古文・漢文対策のポイント
1,共通テスト古文・漢文
古文・漢文は暗記科目と思われがちですが、基礎知識+文脈把握力が必要です。
助動詞、重要古語、敬語、漢文句形を基礎固め
接続や因果関係を意識して文脈を読む練習
作問意図を逆算して解答に至るプロセスを確認
基礎を固めながら、共通テスト形式の過去問を反復することが効果的です。
2,私大古文・漢文
共通テストレベルをクリアしていれば十分対応可能ですが、大学によっては古典常識や文化的背景を問う問題が出るため、背景知識をプラスすることが合格の近道となります。
3,国公立古文・漢文
国公立は難解な文章や文学的な背景を問う問題が出題されることが多く、古典常識+古典読解常識を徹底的に学ぶ必要があります。「誰が」「何を」「なぜしたのか」を文脈の中で正しく理解する練習を繰り返します。
偏差値40台から難関大合格へ
本講座では、これまでに
医学部志望で国語が苦手 → 共通テスト正答率9割達成
高2模試で偏差値40台 → 高3秋に偏差値68にアップ
古文漢文がまったく読めなかった → 近畿大学合格
現代文が理解できなかった → 早稲田大学合格
など、多くの生徒を逆転合格へ導いてきました。生徒が大きく変わる理由は、作問意図から逆算する指導法と、一人ひとりの志望校に特化したオリジナルカリキュラムを徹底しているからです。
授業の進め方
- 学力レベルに応じた完全個別指導
- 宿題必須:復習・予習を通じて再現力を強化
- 同じ問題を3回解き、問題文を隅々まで理解する勉強法を徹底
- 志望校と現状の差を確認し、授業冒頭にコーチングを実施
- 三者面談は回数無制限・無料
まとめ:志望校別国語対策で合格をつかむ
国語は「なんとなく解く」勉強法では伸びません。
作問意図を逆算する力
本文構造をとらえる力
選択肢を根拠で吟味する力
古文・漢文の文脈を読む力
これらを体系的に身につければ、偏差値40台からでも難関大合格は十分可能です。
👉 志望校別の国語対策で、現代文・古文・漢文を合格の武器にしましょう。