医学部受験対策における小論文・面接対策のポイント
1,医療倫理について学ぶこと
医療倫理とは「言葉をもたないものに言葉を与えること」です。尊厳死やAIに関することなどが医学部の小論文のテーマとしてよく取り上げられますが、すべては倫理をベースに論述する必要があります。
2,課題文の要約の練習をする
課題文型の大学が多いので、課題文の要約の練習をしましょう。当然、著者の主張もとってください。それがとれないと小論文を書けないからです。
3,小論文には正解があると知ること
なぜ課題文があるのか、その理由を洞察すれば明白です。その正解に向かって論を組み立てます。
4,志望理由書の作成
医師を志した理由や地域医療に関する考えなどをうまくまとめる必要があります。
5,面接対策は志望理由書とリンクしています
面接は志望理由書をもとに行われます。したがって、志望理由書は「かたちばかり書けた」というのではマズイ。面接対策は対話をとおしてやっていきます。対話をしないと、自分の長所や理想の医師像を言語化するのが困難でしょう。つまり志望理由書と面接対策は「言語化」の授業なのです。マニュアルどおり書いても合格しません。
